short story
透明なしずく・港にて
掌編二本。浅野視点・犀川視点。
君の名は
掌編一本。梅の橋にて。浅野視点。
手取先生・辰巳
掌編二本。サブキャラ手取川・辰巳用水擬人化。
滝の白糸
短編一本。昭和初期。本文引用は青空文庫より。
一九九四年 夏
短編一本。渇水の夏。
大雪
掌編一本。2011年冬。
金木犀の匂う道
掌編一本。浅野川灯籠流し。
生まれた理由
短編一本。最終話。
登場人物紹介

浅野さん(浅野川)

ひがし茶屋街に暮らす芸妓。
現代では座敷にあがることはめっきり少なくなったが 今でも仕事着と祭事には和服をまとう。
着物は当然加賀友禅。
昼間は土産物屋の店番なども。
お茶、三味線、舞踊など一通りこなすが、時々おてんばな面も。

金沢の市内を流れる二級河川。
川沿いにはひがし茶屋街や主計街など風情のある町並みを残し、
梅ノ橋、浅野川大橋など文化的な価値も高い。


犀川さん(犀川)

旧四高(第四高等学校)を卒業した文学青年。
無類の本好きで、己も文学をたしなむ。
加賀宝生の謡をたしなみ、能舞台に立つこともある。
辰巳(たつみ)という弟分がいる。

金沢の市内を流れる二級河川。
雅名である菊水川の名は金沢市内の「菊川」、「菊水町」等の町名、
「上菊橋」「下菊橋」という橋の名前に転じている。

スペシャルゲスト
松川さんと富山の皆さん
石川のお隣。富山の松川さんと、それから。ヤスタカさんより寄稿いただきました。
他にも素敵な河川小説があります。ありがとうございます!